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​身近な風景

宇都宮散策「禅寺の秋」

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 3 時間前
  • 読了時間: 3分

2025年11月2日(日)、DAIKI さんから、宇都宮の秋の便りが届きました。

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「宇都宮市内を散策していたら、立派な門構えのあるお寺を見つけました。」

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ここは、栃木県宇都宮市今泉三丁目にある臨済宗妙心寺派の興禅寺(こうぜんじ)です。


正和3年(1314)真空妙応禅師によって開山され、開眼落慶法要が盛大に行われました。宇都宮で最初の禅寺であることから、「興禅寺」となり、山号は、「神護山」、寺域を「河北禅林」と定められました。歴史・史話 | 興禅寺 より


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石の橋をわたると、中門があります。

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中門をくぐると、たくさんの石灯籠が並んでいます。

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上を見上げると、紅葉が見事です。

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足元には、「砂庭」と呼ばれる日本庭園が広がっています。

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参道のいたるところで、石像たちが歓迎してくれています。

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どの石像も穏やかな表情をしています。

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おや、これは何でしょうか?

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もしかしたら、あの「一休さん」かもしれません。

「一休さん」は、一休宗純(いっきゅうそうじゅん)といい、1394年に生まれ、1481年に亡くなった臨済宗大応派の僧です。興禅寺は臨済宗の禅寺ですので、後年「一休さん」にちなんだ像が作られたとしても、不思議はないかもしれません。


この像をよく見ると、「一休さん」は木魚を枕に眠っているようです。


Chat GPT に「一休さんのとんち話の中で、木魚を枕に寝る話はありますか?」と聞いてみました。


「はい、一休さんのお話の中で、木魚を枕に寝る話はとても有名なエピソードのひとつです。この話は、一休宗純(いっきゅうそうじゅん)のとんち話の中でも特に有名で、しばしば子ども向けの絵本や紙芝居、さらには落語などでも登場します。


木魚を枕に寝る話の内容


あらすじ:


ある日、一休さんが寝る場所を探していたときのことです。

寝床が足りないとき、一休さんは他の修行僧たちと一緒に寺の中で寝る場所を見つけますが、どこも寝心地が悪いようでした。


そこで、一休さんはふと思いつきます。

「では、木魚を枕にして寝てみよう。」


木魚は、寺の鐘のような音を鳴らすためのもので、通常はお経を読んでいる最中に使われる道具ですが、一休さんはそれを枕にして寝ることに決めました。木魚を枕にして寝ていると、なぜか寝心地がとても良いように感じ、ぐっすり眠ることができました。


ところが、修行僧たちや寺の住職は、一休さんが木魚を枕にして寝ているのを見て驚きます。住職が「木魚で寝るとは、修行の真似をしているのか?」と一休さんに問いかけると、一休さんはこう答えます。


「木魚は、心を落ち着けるために使う道具です。心が落ち着いているから、木魚で寝ても気持ち良く眠れるのです。」


そして、一休さんは続けます。

「寝床に必要なのは、寝心地の良さだけではなく、心の安らぎです。だから木魚が枕でも、心が安らかなら、眠れるのです。」


このようにして、一休さんは木魚を枕にして寝るという一見不思議な行動を通じて、心の安らぎや、物事を深く見つめることの大切さを教えているのです。」(以上)



→なるほど、「一休さん」は「木魚を枕にして寝る」という奇抜な行動を通じて、禅宗の教えを示してくれているのですね。


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「ここは、京都の禅寺を連想させてくれます。紅葉と石像たちが、街中の極楽浄土を演出してくれています。」


DAIKI さん、素晴らしい写真をありがとうございます。禅寺の秋の風情を楽しむことができました。


 
 
 

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