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​身近な風景

桜のある風景㊳ 桜見本園 part2

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 4月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:7 日前

2025年4月23日(水)、小雨の降る中、茨城県結城市にある公益財団法人「結城農場・桜見本園」を再び訪問しました。

前回訪問したのは、約1か月前の3月26日で、早咲きの品種を多数見ることができました。桜のある風景⑩ 桜見本園


今回開花していたのは、八重咲きで赤みの強い関山(カンザン)」と黄色い花が咲く須磨浦普賢象(スマウラフゲンゾウ)」という品種でした。


まずは、赤みの強い八重桜「関山」です。東京府江北村(現・東京都足立区)の荒川堤で栽培されていた品種です。花色が濃紅色で美しく、生育もよいので海外でも広く栽培されています。

お祝いの席で出される桜湯にはこの花の塩漬けが多く用いられます。花と若葉が同時に開きます。また、花弁を支える小花枝が太いため、花は垂れ下がらないで咲いています。


続いて、桜としては珍しい黄色い花が咲く「須磨浦普賢象」です。この品種は、1990年に神戸市須磨浦公園内に植えられている普賢象の枝変わりとして発見されました。発見された場所と元の品種名に因んで名付けられました。

黄色みが強く「黄金桜」などの商品名で、近年急速に普及しているそうです。


桜の季節の最期を飾る2色(赤と黄)の八重桜の競演を楽しむことができました。春の雨に濡れてしっとりと咲く八重桜は、妖艶な雰囲気を醸し出していました。


さすがに「桜見本園」といえども、今月いっぱいくらいで、桜の見納めのようです。



PS:大田原市や足利市でも、「関山」と思しき八重桜が満開でした。

↑大田原市美原公園の駐車場


↑アシスタ(足利市多目的運動場)の街路樹




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