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​身近な風景

桜のある風景㉟ 日光編

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 4月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月20日

2025年4月14日’(月)、今日は高校訪問で日光方面を訪れました。日光は場所によって高度差があるため、桜の開花状況には大きな差がありました。いずれも満開には程遠い状況でした。

東大附属植物園日光分園(清滝付近)の桜は、ほとんどが蕾で、せいぜい「一部咲き」という状況でした。


昨日(13日)、いろは坂を登った中禅寺湖畔にある日本両棲類研究所の篠崎先生から、「日光はまだまだ冬です」というラインと写真をいただきました。

まさに冬の名残りの残雪でした。


いろは坂を登る手前だったら、桜が咲いているかな、と思っていましたが、清滝付近も、これから開花、という状況でした。同じ栃木県内でも、高度差によって、桜の開花状況が全然違うことが分かりました。


それでは、もっと手前の「今市高校」では、どうだったでしょうか?

↓枝垂れ桜は満開でした。枝垂れ桜の開花時期はソメイヨシノより早いです。

↓今市高校のシンボル的な桜も満開でした。それにしても見事な桜ですねえ。幹の太さ、枝ぶり、花の付け具合、すべてのバランスが取れています。

ただ、これはソメイヨシノかどうかは、疑問が生じました。


今市高校の先生の話では、この辺りの桜はまだ3,4部咲き、ということでしたので、この桜だけ満開というのは、早すぎるのではないか、と思いました。


さらに、同じ今市高校の校庭の桜は、まだ開花していませんでした。

これらのことから、今市高校のシンボル的な満開の桜(古木)は、開花時期がソメイヨシノよりも早く、長命で巨木になる「エドヒガン(江戸彼岸)」ではないかと思いました。


家に帰ってから、大原隆明著「サクラハンドブック」(文一総合出版)で調べてみると、花の裏側のガクの形が独特なので見分けることができることが分かりました。「サクラハンドブック」持ってけばよかった。


サクラという視点から、気候や樹種の違いなど、いろいろなことが分かるんだなあと思いました。


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