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​身近な風景

美味しいもの見聞録⑱

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 19 時間前
  • 読了時間: 4分

2025年10月16日(木)、今日は足利市通2丁目にある「プラザハマダ」です。通勤途中で目にしていた「気になるお店」を訪問しました。

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今回は、足利で頑張るママのためのフリーペーパー「おともり」のライターである北林さんの紹介で訪れました。


「プラザハマダ」は、織物の街「足利」に、明治43年(1910年)、染料・工業薬品販売業として創業しました。その後、昭和38年(1963年)に株式会社を設立し、「プラザハマダ」として、文具や雑貨、レコードを扱うようになりました。

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現在でも、新着のアナログレコードなどを取り扱っており、マニアの間では知られた存在です。ビリージョエルや、大瀧詠一、松原みき、などの最新作のアナログアルバムを数多く取り揃えており、私も食指が動かされました。

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そんな中、社長の浜田陽一さんが、2014年10月3日、プラザハマダ内にコーヒーや軽食を提供する「Cafe Labo HAMADA」をオープンさせました。今年で11周年になります。メニューは、すべて浜田社長が考案してきました。

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私は、一番人気メニューの一つである「渡良瀬橋カレー」を注文しました。

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これは、いわゆるダムカレーの一種ですが、黄色いサフランライスの両側に2種類のカレーが配置されています。カレーは、チキン、ビーフ、キーマ、ポークの中から2種類を選ぶことができます。私は、ビーフ(写真の下側)とポーク(上側)をセレクトしました。


実は、浜田社長は森高千里の大ファンだそうです。森高千里の名曲「渡良瀬橋」は、プラザハマダからほど近い所にあります。そこで、渡良瀬橋をイメージした「渡良瀬橋カレー」を考案しました。


黄色いサフランライスが渡良瀬橋、2種のカレーが渡良瀬川の流れ、そして、赤いトマトが渡良瀬川に沈む赤い夕陽を表しています。味はもちろん最高でしたが、こういうストーリー性も大好きです。浜田社長は、足利市内のさまざまな店が「渡良瀬橋カレー」として、それぞれのレシピで提供する「ご当地カレー」にしようと呼び掛けているそうです。


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聖地巡礼で渡良瀬橋を訪れる森高ファンにとって、「渡良瀬橋カレー」を食べることは、もはや巡礼の一部と化しています。浜田社長の後ろの壁に貼ってあるポスターは、「渡良瀬橋」がシングルで発売された時のジャケット写真です。シングルでは、A面が「渡良瀬橋」、B面は「ライター志望」でした。また、ポスターの左側には、ファンクラブのTシャツが飾られています。


さて、デザートには、季節限定の「和栗のモンブランソフト」を注文しました。

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直径1ミリ以下の細かい糸状の「和栗のクリーム」がこれでもかと積み上げられています。

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食べ進んでいくと、和栗のクリームの下には、白いミルクソフトが隠れています。さらに、その下には、さわやかな甘味の餡子が潜んでいます。それぞれの甘味が自己主張しながらも調和し、唯一無二の「和栗のモンブランソフト」として聳え立っていました。


「渡良瀬橋カレー」「和栗のモンブランソフト」「深煎りのブレンドコーヒー」で、満足した一時を過ごすことができました。


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ちなみに、ライターの北林さん母娘は、「ホワイトムース タイ風ラーメン」と「プレミアムバーガー」を注文していました。見ているだけで美味しそうでした。飲み物のコースターは、懐かしい「レコード盤」を模したものです。



最後に、お店の一番人気商品である「音符カステラ」をお土産に購入しました。といっても、美味しかったので一人で食べてしまいました。文字通り、いろいろな音符が刻印されています。しかし、中に餡は入っていません。まさにカステラなんです。シンプルにおいしいカステラでした(↓これで200円です)

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「プラザハマダ」は、80年代のポップスの香り漂う懐かしい雰囲気と、浜田社長の斬新なアイディアが融合する不思議な空間でした。浜田社長とお話することができたことで、「プラザハマダ」の魅力の一端を知ることができました。今回、一番気になったのは、松原みきの「真夜中のドア」をアナログレコードで聴いたらどんなふうに聞こえるのか、でした。


名残惜しかったですが、今日の所は帰ることにしました。ところで、「プラザハマダ」の入り口は2か所あることを知っていますか?


↓「プラザハマダ」の正面の入り口です。大通りに面しています。当然、駐車場はありません。

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↓お店の裏側に、もう一つ入り口があります。実はこの前にお店の駐車場があるんです。これを知っているのと知らないのでは、アクセスに雲泥の差があります。

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せっかくなので、ここにしばらく車を停めさせていただき、歩いて「渡良瀬橋」に向かうことにしました。その途中に、あの「渡良瀬橋の歌碑」があるというのです。


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↑これが「渡良瀬橋の歌碑」。奥に見える橋が「渡良瀬橋」です。


歌碑の左側のボタンを押すと、森高千里の「渡良瀬橋」がフルバージョンで流れてきます。

今回の「美味しいもの見聞録」は、森高千里の「渡良瀬橋」を聞いて、ようやく完結しました。


ライターの北林さん、浜田社長さん、今日はありがとうございました!

 
 
 

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