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​身近な風景

「雪虫」舞う旭川

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

2025年10月18日(土)、「動物の守り人」さんから、北海道は旭川の空に舞う「雪虫」の便りが届きました。北海道や東北地方では、冬が近づくと「雪虫」が見られるそうです。

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「雪虫」の正体は、「トドノネオオワタムシ」というアブラムシの仲間です。体表に糸状の蝋物質を多量に分泌するため、白い綿毛に包まれたような姿をしています。この虫が空中を飛んでいる姿は、まるで雪が降っているかのように見えることから、「雪虫」と呼ばれています。


「動物の守り人」さんが、小雨の中、6階(高さ約20m)から撮影した「雪虫」の動画です。これを見れば、なぜ「雪虫」と呼ばれるのかが一目瞭然です。

10月頃から、越冬のため、風の弱い日にトドマツの木からヤチダモという木に移動する習性があります。「動物の守り人」さんによると、ここまでの「雪虫」の多さは初めてだということでした。おすらく、暑い夏の影響もあるのではないでしょうか。


↓これが「トドノネオオワタムシ」というアブラムシの仲間です。確かに、雪の様に白いです。


体の表面に蝋でできた綿毛があることから、服に着くとなかなか取れなかったり、吸い込んで口や鼻に入ってしまったりします。地元では厄介者扱いをされているそうです。


例年、2週間程度続くとされていますが、今年、いつまで「雪虫」が飛んでいるかは、やはり「動物の守り人」さんの観察に頼るほかありません。


 
 
 

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