ギネス認定「花パン」
- tokyosalamander
- 5月14日
- 読了時間: 2分
更新日:7月9日
2025年5月14日(水)。ギネス記録を達成した桐生市発祥の焼き菓子「花パン」を紹介します。

桐生市黒保根町にある「道の駅くろほね・やまびこ」で、「花ぱん」を見つけました。「ギネス認定商品」という解説が付いています。2016年12月23日「世界一長いケーキの列」と書いてあります。お店の人に、本当なのか聞いたら、誰でも知っている、というではないですか。‥迷わず買いました。

「花ぱん」の誕生は、1848年(嘉永元年)に遡ります。今から177年も前に、桐生の菓子店によって、桐生天満宮の梅紋をモチーフにしたお菓子が作られました。花の形をしていることから「花ぱん」と名付けられたそうです。確かに、よく見ると梅の花のように見えなくもありません。

職場の同僚にも配りましたが、知っている方も何人かいました。桐生近辺ではだれもが知っている人気のお菓子のようです。
それがなぜ、ギネスに認定されたのでしょうか。ネットで調べてみると、2016年12月24日付けの「桐生タイムズ」で、「花パン並べギネス記録達成」と記載されていました。
記事によると、みどり市制10周年記念事業の一環として、市民ら500人によって、約350脚のテーブルの上に3列ずつ、個包装の花ぱんを約1時間かけて隙間なくびっしりと並べたそうです。その長さでギネス記録に挑戦しました。
「その結果、2万6397個の花ぱんの列が1706・78メートルに到達し、2014年に英国で出された従来記録1604・75メートル(カップケーキ2万6746個)を上回る新記録が誕生した。(中略)参加者はくす玉を割ってクラッカーを鳴らし“世界一”の喜びを分かち合った。」という記事でした。
何と素晴らしい記録! と喜んでいいものでしょうか。
記事の最期には次のような一文がありました。
「終了後は花ぱんがクリスマスケーキ代わりに無料配布された。作業に参加した笠懸小5年の〇〇さん(11)は「世界記録がかかって緊張したけど、達成してほっとした。みんなと一緒に並べて楽しかった」と笑顔をみせた。」
この後食べた「花パン」の味は、生涯忘れられないことでしょう。

「花パン」普通に美味しかったです。桐生に行ったら、また買いたいと思いました。




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