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​身近な風景

動くゴッホ展

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 8月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:4 日前

2025年8月14日(木)、2歳児のリツさん、今日は栃木県立美術館の「動くゴッホ展」を見に行きました。

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栃木県立美術館「親愛なる友 フィンセント~動くゴッホ展」(6月28日から9月7日まで)は、過去最短で来場者1万人を突破した大人気の展覧会です。私も7月27日に見てきました。


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本展には、ゴッホの名作(実物)は一切展示されていません。しかし、ゴッホの名作が文字通り「動き出す」驚きの映像体験ができます。↓例えば、こんなふうに!瞬きをしないで見て下さい。

映画「バイオハザード」をはじめとする数多くのハリウッド映画にCGIを提供してきた「スタジオMDK」が手掛けた映像技術により、ゴッホの名画(静止画)は、動き出す新たな芸術へと生まれ変わりました。権利クリアに5年の歳月をかけたそうです。今回の特別展示は、栃木会場限定です。


今回の展示は写真・動画ともに撮影可能で、SNS等への投稿も可能であることを美術館に確認しましたので、写真と動画を使って紹介します。ただし、実際の臨場感まではお伝えすることはできませんので、興味を持たれた方は是非、会場でご覧ください。

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まずは代表的な自画像などを見ていきましょう。いずれも瞬きが特徴です。


↓こちらは自画像ではありません。ゴッホの数少ない友人の一人『郵便配達人ジョゼフ・ルーラン』です。今回の「動くゴッホ展」の案内人でもあります。


こんなふうに遊ぶこともできます。リツさん、ひげも似合ってます!

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パパも参戦。

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ゴッホの名画「ひまわり」が、まるで生き物のように巨大なスクリーンで動き出しました。それに合わせて、リツさんも動いています。

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このような騙し絵スペースもありました。代表作「夜のカフェテラス」です。

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夜のカフェテラスのお客さんとして、絵の中に入り込むことができます。

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ゴッホの部屋も再現されています。独特な色使いが特徴です。

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ゴッホの代表作の一つ「星月夜」。夜空がぐるぐると渦を巻いて動き出します。

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ゴッホは、手紙の中で「雲がうごめきながら渦巻いて‥」と表現しています。動くゴッホの名画は、ゴッホの心象風景を視覚化した新たな芸術表現を生み出しています。


花の動きもゴッホの見た姿を表現しているようです。

アンパンマンのユーチューブを見慣れているリツさんにとって、動くゴッホ展は大画面で奇妙な動きをする動画として、違和感なく楽しむことができたようです。


寝そべる人たちの動きからは、ゴッホの穏やかな気分が伝わってきます。


最新のデジタル技術によって命を吹き込まれた作品の数々。動くことでゴッホがその絵で伝えたかったことがより強調されています。また、誤解を恐れずに言えば、ハリウッド映画の様に、ゴッホの実物(原作)を映像化(映画化)したエンタメ作品でもあります。映画を見るように楽しめる(楽しんでいい)展覧会となっています。それをリツさんが証明してくれました。


今年は全国各地で、実物のゴッホ展も開催されています。

「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」

大阪市立美術館(2025年7月5日から8月31日)

東京都美術館(9月12日~12月21日)

愛知県美術館(2026年1月3日~3月23日)

ゴッホは20年前くらいから、とんでもない人気だそうです。実物のゴッホ展は大混雑となっているようです。


動くゴッホ展は、人気があるとはいえ、リツさんもゆっくり楽しめるくらいです。しかし、実物のゴッホ作品を見るのに負けないくらいの充実感(ゴッホについてインスパイアされることは間違いなし)があります。栃木県立美術館「動くゴッホ展」は9月7日までですので、夏休み中にお出かけされてはいかがでしょうか。



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