哀愁の風景
- tokyosalamander
- 1 日前
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2025年10月20日(月)昼下がり、足利市通2丁目界隈を散策しました。

「美味しいもの見聞録②」で紹介した「きよ水」さんは、この10月30日をもって閉店することとなりました。46年続いていたそうです。

閉店の前に、もう一度、別格の「ソースかつ重」を味わいたい。そんな思いを胸に、ライターの北林さんと合流し、昼過ぎに暖簾をくぐりました。しかし、同じ思いを抱くお客さんたちで、すでに今日用意した分は完売でした。女将さんには、また来ることを伝えて、お店を後にしました。

この辺りの路地裏には、コスモスが咲いていました。秋の哀愁が漂っています。

幻の「ソースかつ重」に、コスモスほどしっくりくるものはありませんでした。

さらに数十メートル歩くと、八雲神社があります。八雲神社といえば、森高千里の「渡良瀬橋」の歌詞の中に出てきます。
「今でも 八雲神社へお参りすると あなたのこと祈るわ
願い事一つ叶うなら あの頃に戻りたい」
足利市内に八雲神社は複数あるそうですが、「渡良瀬橋」にでてくる八雲神社はどこなのでしょうか?
この八雲神社の柱に貼ってあったコメントによれば、森高千里は「どこの八雲神社でも良かったのです」と言っています。つまり、特定の八雲神社というわけではないので、この八雲神社にお参りした、と思ってもいいことになります。

さらに言えば、八雲神社にお参りした帰りに「きよ水」の「ソースかつ重」を食べたのではないか、と言えなくもありません。
私は八雲神社で、「きよ水」の「ソースかつ重」が食べられることを願いました。
足利学校の上空には、心地よい雲が浮かんでいました。

来週、再び「きよ水」を訪れる時、どんな風景を目にすることができるでしょうか?
最後の「ソースかつ重」楽しみにしています。




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