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​身近な風景

晩春の風景

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

2025年4月26日(土)、今日は暖かい日差しに包まれていました。アゲハが飛び交い、ツツジやフジの花が見頃を迎えています。セイヨウミザクラの実も膨らんできました。

ここは岩舟町です。ツツジの花も見頃です。

セイヨウミザクラに近寄って見ると‥

実(サクランボ)が生長していました。食べられるようになるのは、何時頃でしょうか。

↓これは何だかわかりますか? 

トウキョウサンショウウオの幼生です。産卵期は1月上旬から3月下旬まで、約3か月の幅があることから、早く孵化した個体は後から孵化した個体を共食いすることで、一気に成長します。その結果、これだけの体長差が生じています。四肢が生えている個体もかなりいます。



ここは葛生町の赤堀さんの田んぼ(自然共生サイト)です。水が入ってくると、いっせいにカエルたちが産卵に訪れます。

シュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえています。


↓これは、ニホンアカガエルの卵塊です。手で持っても形が崩れません。


↓こちらは、ヤマアカガエルの卵塊です。手からずるずると卵塊が流れ落ちていきます。


周囲の山には、フジの花が見事に垂れ下がっています。

フジは、他の樹木に巻き付いて伸び、勢力を広げていきます。

フジのツルに巻き付かれた樹木は絞殺されるように弱っていくそうです。

艶やかなフジの花の足元では、植物同士の壮絶な生存競争が繰り広げられているのかもしれません。


季節は晩春から初夏に向けて、大きく移り変わろうとしているように感じました。

 
 
 

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