トウキョウサンショウウオの共食い
- tokyosalamander
- 5月3日
- 読了時間: 1分
更新日:5月14日
2025年5月3日(憲法記念日)、トウキョウサンショウウオの産卵地の幼生は、共食いによりどんどん成長しています。大きく成長している幼生のお腹はどれもパンパンです。自分よりも小さな幼生をエサにして急激に成長しています。

毎週、幼生の成長の様子を調べるために、採集して写真を撮っています。

容器の右下にいる幼生が、近くにいる幼生を頭から飲み込みました。
約1分で体半分の見込み、さらに約1分で尻尾の先端まで飲み込みました。
弱っている幼生を、足から飲み込もうとしている幼生もいました。食欲旺盛です。

このペースで成長すると、今月中には変態上陸する幼生も出てくるかもしれません。一方、エサとなっている孵化直後の幼生の数は先週よりも少なくなってきています。
今後、大型の幼生はさらに成長をするのか、幼生全体の個体数はどうなるのか、来週が楽しみです。




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