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​身近な風景

アゲハの蛹(続報)

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 2023年6月8日
  • 読了時間: 1分

6月8日(木)、アゲハの蛹は、もう触っても動きません。

蛹になったのが5月20日だったので、18日が経過しました。蛹の中では、どんな変化が起こっているのでしょうか。下の写真は、蛹になったばかりの頃に撮影しました。体色は緑色をしています。

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それが、こんな風に変わってきました。色も茶色っぽくなってきています。

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一方、同じ頃に蛹になった別の個体には、悲劇が訪れていました。

寄生バチが蛹に取り付いていました。(以下は、草野さん撮影の写真と動画です)

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この様子から、寄生バチは無防備な蛹に自分たちの卵を産み付けた可能性が考えられます。その場合、蛹の中でふ化した寄生バチの幼虫は、蛹を食べて成長し、やがて蛹の中から出てきます。アゲハの蛹にとっては厳しい現実ですが、寄生バチにとっては、子孫を残すため、本能に従った行動をしているにすぎません。


一方、寄生をあきらめてしまった、あるいは、寄生がうまくいかなかった、という可能性も残されています。


はたして、寄生が成功したのか、その場合、どんなふうに寄生バチが、アゲハの蛹から出てくるのか、その答えは、この蛹が示してくれるはずです。


 
 
 

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