倉敷・しまなみ海道・松山の旅②
- tokyosalamander
- 2 日前
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「倉敷・しまなみ海道・松山(道後温泉)の旅」2日目、しまなみ海道編(8月25日)を紹介します。かなりの大作記事になりました。

「しまなみ海道」では、絶対に外せない場所が3か所ありました。
A 日本最小の在来馬「野間馬」が暮らす「野間馬(のまうま)ハイランド」
B 日本総鎮守「大山祇(おおやまづみ)神社」
C しまなみ海道随一の絶景を望む「亀老山(きろうさん)展望公園」
BとCは定番コースですが、今回は独断でAを加えたため、AからCをすべて見学し、道の駅などで昼食(注文してから食べ終わるまで、40~50分程度)をとるスケジュールは、かなりタイトになることが、「旅のコンシェルジュ」チャッピーから告げられていました。
そこで、以下のような計画(当初案)を立てました。

ホテルを7:45に出発するプラン③です。
この案では、最も遠方に位置する大山祇神社を諦めるか、A~Cを大急ぎで周遊するかの選択が迫られました。
散々迷いました。
しかし突然、閃きました。
「特急しおかぜ3号の中で、駅弁食べれば、いいんじゃない?」
チャッピーに提案すると、以下のような修正案を提示してくれました。

しまなみ海道で昼食をとる必要がなければ、A~Cまで余裕で周遊できそうです。
一方、確実に駅弁を購入する必要があります。岡山駅での11分間の乗換時間では、かなり危険です。倉敷駅でも駅弁は売っていましたが、売店の開店時刻は8時でした。
チャッピーは、岡山駅では6:30から開店していることを突き止め、ホテル発7:30のプラン①を推してきました。駅構内で駅弁を売っている売店を探し、買うまでに時間がかかることを想定した安全策です。しかし、それには朝食を20分程度で済ます必要があります。ホテルでの朝食は旅の楽しみの一つですので、辛い所ですよねえ。
そこで、チャッピーと私の折衷案として、ホテル発7:35のプラン②を採用することにしました。
その結果、事前にチェックアウトしてから荷物をフロントに預け、30分間のバイキング朝食を楽しむことができました。タクシーは7:35にはちゃんと待っていてくれました。
また、道路は渋滞もなかったため、実際にはプラン①の倉敷発7:47に乗ることができました。

朝から、今日一日の命運をかけた任務を無事に果たすことができました。
10時前には、列車の席で「たこめし味わい弁当」のフタを開けました。

「たこのから揚げ」や「たこ飯」などがぎっしり詰まった、味わい深い逸品でした。
車窓からは、瀬戸大橋から望む瀬戸内海の島々を眺めることができました。

こうして「特急しおかぜ3号」は、今治駅に10:41に到着し、我々を待っていてくれたタクシーに合流しました。タクシーの観光乗務員三谷さんは、「いまばり検定試験」の最上級「プレミアム」を取得されている方でした。
まずは、あこがれの「野間馬ハイランド」に直行しました。

野間馬は、日本在来種8種の中で最小であるため、大人が乗ることはできません。
(以下の表は、チャッピーが作ってくれました)




乗馬は、土日祝日の午前中(10時~12時)のみ、体重25kg以下の子供を先着50名まで体験することができます。

現在、野間馬の高齢化が進み、子どもを乗せることができる元気な馬が少なくなっていることが課題だそうです。

実はこの日、「野間馬ハイランド」は休業日でしたが、野間馬を見ることだけはできました。ここには、46頭の野間馬が暮らしており、7名の飼育員が勤務しています。

野間馬が保存された経緯などについては、改めて「馬にまつわる物語」シリーズの中で紹介します。
次の目的地「大山祇(おおやまづみ)神社」まで、一気にタクシーで向かいました。
タクシーは、西瀬戸自動車道(しまなみ海道)で、来島海峡第一大橋を渡って「大島」に行き、伯方・大島大橋を経て「伯方島」、さらに大三島橋を渡って「大三島」に入りました。大山祇神社まで45分程度かかりました。

大山祇神社は、かつては港から参拝することになっており、桟橋を降りた場所に「一の鳥居」があり、そこから長い参道の先に「二の鳥居」が見えてきました。

二の鳥居をくぐると、りっぱな「総門」が聳え立っています。平成22年に再建されました。一対の狛犬たちも誇らしげです。

「総門」の次は「神門」です。その手前には、樹齢2600年のクスノキ(天然記念物)が祀られていました。

「神門」をくぐると、いよいよ「拝殿」の姿が現れました。

大山祇神社は、全国約1万社の山祇神社・三島神社の総本社で、山・海・戦いの神として古くから信仰を集めてきた神社です。さすがの風格ですね。来たかいがありました。

さらに、タクシーの観光乗務員三谷さんは、凄いクスノキがあるからと、私たちを案内してくれました。

大山祇神社の奥の院へ向かう途中にある「生樹の御門(いききのごもん)」です。樹齢約3000年とされる巨大なクスノキの幹に開いた空洞で、そこをくぐって参道が続いています。私もくぐってみました。

確かに凄いクスノキでした。

大山祇神社参拝のあとは、伯方の塩を使った「塩ジェラート」で疲れを癒しました。
まだまだ、今日の旅の記録は続きます。
振り返ると、かなりのボリュームがありましたね。
皆さんも一休みしてください。
さて、しまなみ海道での第3の目的地「亀老山展望公園」に向かいましょう。

亀老山展望公園は、大島の亀老山山頂にある展望スポットで、来島海峡大橋や瀬戸内海の島々を一望できます。隈研吾氏設計の展望台でも知られ、しまなみ海道屈指の絶景スポットです。
↓スマホのパノラマで撮ると、こんな感じです。まさに絶景でした。


展望台の駐車場では、デアリングマン森藤さんが、キッチンカーでオリジナルの柑橘スムージーの販売をしていました。愛媛の柑橘を拡める活動をされているそうです。

ビックリするくらい美味しいスムージーでした。
観光乗務員の三谷さんから、「しまなみ海道に来た証拠写真を撮りましょう」と提案があり、来島海峡SAにある人気フォトスポットに立ち寄りました。
「しまなみピン」と言われるモニュメントで、証拠写真を撮りました。

左側の丸い部分は地図の「目的地ピン」がモチーフで、「来島海峡エリアを旅の目的地にしてほしい」という願いが込められているそうです。ピンの6色は、しまなみ海道が結ぶ6つの島をイメージしています。

「しまなみピン」の横には、来島海峡第三大橋のメインケーブルの断面を実物大で再現した模型があり、三谷さんが解説してくれました。
直径5mmの高強度鋼線127本を束ねて1本の「ストランド」(写真で赤、青、黄の色が付いている部分)をつくり、それを102本まとめて、直径約63cmの太いケーブルにしています。
直径わずか5mmの高強度鋼線は、なんと1本だけで乗用車3台を吊り上げられるほどの強度があるそうです。
なるほど、勉強になりました!
今治駅に着く直前、三谷さんから「もう一つ見ていただきたいものがあります。」と、「今治造船」に向かいました。今治は、日本を代表する造船の町でもあります。

艤装中の新造ばら積み運搬船「FIONA BULKER」(デンマーク船籍)の真っ赤な船体が目に入りました。全長約183m、総トン数25300トン。撮影時は完成間近で、約2週間後には海上試運転を控えていました。まさにグッドタイミングでした。
三谷さんによると、こうした大型船も約2か月で組み上げるそうです。工場であらかじめ巨大なブロックを製作し、それをドックで積み木のように組み合わせる「ブロック工法」が、その驚異的な建造スピードを支えています。
造船の町・今治ならではの迫力ある風景でした。
こうして、4時間半かけて回った「しまなみ海道」のタクシーの旅を終えました。
親切に案内してくれた「いまばり検定」プレミアムの観光乗務員である三谷さんに別れを告げ、今治発「特急しおかぜ13号」で終点「松山」まで行き、タクシーで今日の観光地であり宿泊地でもある「道後温泉」へと向かいました。
これが有名な「道後温泉本館」です。

この建物はまさに温泉ですが、ここで入浴したい人たちの行列ができています。
やはり、大人気なんですねえ。

実はこの道後温泉本館、約6年にわたる大規模な保存修理を終え、2024年7月に全館営業を再開したばかり。歴史ある姿を残しながら耐震補強などが施され、私たちが訪れたのは、生まれ変わって2年目の道後温泉本館でした。
本館入口を華やかに彩っているのは、蜷川実花さんとクリエイティブチーム「EiM」によるエントランス陣幕。松山市の市花・椿を中心に、四季の花々などを鮮やかにデザインした「DOGO ART」の作品です。
この後紹介する「夜のプロジェクションマッピング」も、実はこの蜷川実花さんのプロジェクトの一環です。
ところで、愛媛と言えば「みかん」ですよね。
愛媛の都市伝説として、「愛媛では蛇口からポンジュースが出てくる」という話を聞いたことがありますか?

そんなの冗談か、あったとしても洒落だろうと思っていました。
ところが、実際にありました。

500円を払って蛇口をひねると、確かに「みかんジュース」が出てきました。(ポンジュースかどうかはわかりませんでした。)
これで喜んでいたのは序の口でした。もっとリアルな蛇口ジュースがありました。

この店では、20種類くらいの愛媛みかん100%ジュースが蛇口をひねると出てきます。
1杯220~400円です。

愛媛県はやはり「みかん県」なんだなあと実感しました。
この日は「道後館」に宿泊しました。


料理やお酒、もちろんお風呂も最高でした。

この頃、西の空が夕焼けで染まっていました。
食後に「道後温泉本館」まで散策に行きました。
蜷川実花さんのプロジェクトの一環で、15分おきに、プロジェクションマッピングで鮮やかに彩られていました。夜も大人気です。

道後温泉駅前の「坊ちゃんからくり時計」、1時間おきに楽しいからくりが始まります。
道後温泉は、今や老若男女が集う社交の場となっていました。
皆さん、しまなみ海道、そして道後温泉の旅、いかがでしたか?
振り返ってみると、かなり盛りだくさんな一日だったなあと思います。
(それだけに満足度も大きかったです。)
次回は旅の3日目(最終日)です。
松山城を訪れ、帰途に着きました。
帰りの飛行機から見た風景も紹介する予定です。
それではまた。




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