晃石山のタマゴタケ
- tokyosalamander
- 18 時間前
- 読了時間: 3分
2026年7月8日(水)、常連の草野さんから、栃木市にある晃石山(てるいしさん)で見つけたタマゴタケなどの情報をいただきました。

晃石山は標高419.1m。太平山とは尾根続きとなっています。南麓には大平町ぶどう団地があります。草野さんは、大平山神社の近くにある大曲り市営駐車場から晃石山を登山されたそうです。

晃石山は、大平山県立自然公園の中にあり、一等三角点のある最高峰です。晃石山を含めて太平山と呼ばれています。

晃石山は、コナラ・アカマツ・スギなどが混じる里山です。草野さんから、真っ赤なキノコの写真が届きました。

調べてみると、これは「タマゴタケ」のようです。

真っ赤な傘
黄色い柄
白い袋状のツボ(卵の殻のように見える)
これは、幼菌がまさに「卵」から出てきた姿です。
真っ赤な傘と黄色い柄の鮮やかな色彩は、夏の雑木林の中でもひときわ目を引く存在ですね。

こちらの写真は、もう少し成長した「タマゴタケ」です。
傘は朱赤~橙赤色
ひだが黄色
柄も黄色
柄に黄色いツバ
大きな白いツボ
いずれも「タマゴタケ」の特徴だそうです。
なお、ネット情報によると、晃石山周辺は、タマゴタケが多く発生する場所として知られているようです。夏から初秋にかけてコナラ林などでよく見られたという記録もありました。まだまだ採れる タマゴタケ 晃石山・栃木市2018年9月20日 ぽんぽこ狸の登山日誌5 | ぽんぽこ狸の登山日誌5
ちなみに、タマゴタケは「美味しいキノコ」として知られており、イタリアなどヨーロッパでも近縁種が高級食材として親しまれているそうです。
チャッピーによると、味の特徴は以下の通りです。
肉質はややしっかりしています。
クセが少なく、ほんのり甘みがあります。
加熱すると香りが引き立ちます。
おすすめの食べ方としては、
バター炒め
天ぷら
炊き込みご飯
パスタ
味噌汁
などがあり、特に幼菌(卵の状態)は食感がよいとされています。
ただし、毒キノコとの間違いが多く、実際に採取して食べる場合は、専門家による確認を受けるのが安心です。
タマゴタケ以外のキノコの写真もありました。

↑テングタケ属(Amanita)の幼菌と考えるのが妥当です。この段階では種までの同定は困難です。(by チャッピー)

大型のサルノコシカケです。これは、マンネンタケ(Ganoderma lucidum)の仲間
である可能性が高いです。(by チャッピー)
また、晃石山に生息している森林性の昆虫の写真もいただきました。

↑ムネアカオオアリです。朽木や立木の根元に巣を作ることが多く、晃石山の雑木林では普通に見られるようです。単独で活動している姿を見かけることが多いアリです。

↑昆虫に詳しいカケスさんから、ゴミムシダマシ科の「キマワリ」の仲間ではないか、というアドバイスをいただきました。脚が長く、木の幹を素早く歩き回るのが目立つそうです。

↑センチコガネ科と思われます。センチコガネの仲間は動物の糞や落葉を利用する甲虫(糞虫)です。
タマゴタケだけでなく、ムネアカオオアリやコメツキムシ、センチコガネの仲間なども観察され、晃石山の豊かな森の生態系を感じることができました。
草野さんの写真から、「晃石山で見つけた夏の森の生きものたち」の姿が見えてきました。晃石山には、キノコや昆虫が織りなす豊かな里山の生態系が息づいていました。




コメント