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​身近な風景

桜のある風景㊵ 奥日光編 part2

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 5月4日
  • 読了時間: 1分

更新日:10 時間前

2025年5月3日(憲法記念日)、日本両棲類研究所のyukaさんから、中禅寺湖畔の桜の便りが届きました。栃木県内では最も遅い桜の記録です。ありがとうございます。

「昨日の強風と雨のため、満開手前の桜の花が散ってしまったようです。」


→中禅寺湖畔の桜は「オオヤマザクラ」のようです。ソメイヨシノと違って、花と若葉が同時に開いています。また、枝は上向きに伸びあがる傾向が強いのも特徴です。ざっと見て、8割以上の花が咲いていますので、ほぼ満開と言ってもいいと思います。


「この写真は研究所裏の桜です。昨年はここによくクマがさくらんぼを食べに来ていました。」


→赤みが強いのもオオヤマザクラの特徴の一つです。果期は6月で、果実(サクランボ)は直径1cmほどの球形で、熟すと紫黒色になるそうです。人間にとっては小さく目立たないため食用にはされませんが、クマにとってはご馳走だったのかもしれません。


野生種オオヤマザクラは、寒冷地に咲く桜ですので、栃木県の平地ではあまり目にすることはありません。同じ日光市内でも、いろは坂の手前まではソメイヨシノの並木が続いていました。


栃木県内の「桜のある風景」を、野生種オオヤマザクラで掉尾を飾ることができました。貴重な情報ありがとうございました。


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