2024年5月10日(金)、常連の草野さんから、アゲハ(ナミアゲハ)の幼虫の写真が届きました。幼虫は、背中をつつくと、頭部からニュッと2本の黄色いツノ(臭角:しゅうかく)を出し、周囲に独特な匂いを漂わせます。
アゲハの幼虫は、常にトカゲや鳥などに狙われています。これらの捕食者たちが最も恐れるのは蛇であるため、幼虫は大きな目玉模様(実際は目ではありません)で蛇を模しているとも考えられてます。(本当のところはわかりませんが……)
そのため、危険な目に逢うと、頭をもたげて大きな目玉模様を強調しているようにも見えます。それだけでなく、黄色い角を出し、その角から臭い液体を霧状にして噴射します。その匂いは、そうとう臭いそうです(残念ながら、いや、幸いなことに、私は嗅いだことがありません)。アゲハの幼虫は、ダブルの防御機能をもっているようです。
草野さんが撮影した動画を見ると、その様子がよくわかります。Good job!
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