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​身近な風景

メタセコイヤの並木道

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 22 時間前
  • 読了時間: 2分

更新日:19 時間前

2025年11月22日(土)、野木町にある「野木ホフマン館」に隣接するメタセコイヤの並木道は、夕暮れとともにライトアップされました。

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「野木ホフマン館」の隣には、国指定重要文化財「野木町煉瓦窯(れんががま)」(旧下野煉化製造会社煉瓦窯)が建っています。明治23年、ドイツ人ホフマンによって考案された「ホフマン式輪窯」が造られました。平成19年には、日本の近代化産業遺産に認定された貴重な文化財です。

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16時前に訪れると、まだ明るい青空を背景に、メタセコイヤの葉がオレンジ色に輝いていました。この地には、かつて結婚式場がありましたが、現在は乗馬クラブに変わっています。結婚式場が作られた際に、メタセコイヤの並木(約40本)が植えられました。メタセコイヤは成長が速いため、今や約30mの高さに成長しています。

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ライトアップまで暫くかかりそうなので、「ホフマン式輪窯」の見学ツアー(約40分、100円)に参加しました。ヘルメットをかぶり、ボランティアガイドの解説付きで、窯の中を案内してもらいました。

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煉瓦が作られる仕組みや工程などをくわしく説明してくれました。

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ツアーが終了すると、辺りはだいぶ薄暗くなっており、ライトアップが始まっていました。

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17時を過ぎると、さらに暗くなってきました。それとともに、ライトアップで映しだされるメタセコイヤの色合いは、オレンジ色からレンガ色へと変わってきました。

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メタセコイヤは、1948年に中国の胡先驌と鄭萬鈞がメタセコイア属の新種として記載した後、世界各地に広まりました。日本の近代化とともに広がった煉瓦産業の後を追うように、戦後、メタセコイヤも日本各地に広がりました。


ともにレンガ色に輝く「野木町煉瓦窯」とメタセコイヤ並木道のカップリングは、ベストマッチングといえるでしょう。


 
 
 

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