唐沢山にかかる「地上の虹」
- tokyosalamander
- 7月24日
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2025年7月23日(水)、「えりだびんち」さんが唐沢山で撮影した写真が届きました。その1枚を見ると、明るく輝く光の帯と虹が見えます。唐沢山にかかる「地上の虹」です。

これはいったい、どういう現象でしょうか?
虹は上空で見られるもの、というイメージがあります。しかし、地上でも散水していると虹が現れることがあります。
空気中に漂っている水滴に太陽の光が当たると、水滴がプリズムの役目を果たし、水滴の中に入った光は屈折して分散します。その結果、帯状に連続したさまざまな色の光が、虹として私たちの目に届きます。
おそらく、雨上がりの唐沢山を包み込むように漂っていた水滴に、明るい太陽の光が差し込み、水滴の中で屈折、分散したため、虹が出現したのではないかと考えられます。
えりだびんちさんが立っていた場所と太陽の光が差し込む角度、そして、適度な水滴の有無、といった条件が整ったとき、「地上の虹」が姿を現わしました。
これは、偶然の産物(たまたま)かもしれませんが、偶然の産物を逃さずに見つけることは、偶然ではないような気がします。雨上がりの唐沢山で「地上の虹」を見つけたえりだびんちさんには、何かいいことが待っているのかもしれません。
そんな中、唐沢山神社への参拝が行われました。

唐沢山神社の灯籠には、ヤマユリの花が覆いかぶさるように咲いています。

時々吹く風に、風鈴がチリンチリンと微かな音を立てています。


参道などには、たくさんのネコたちが寝そべっています。日陰の地面は冷たくて気持ちがいいのかもしれません。

神社の本殿は、きれいに掃き清められています。

雨上がりの「地上の虹」に出迎えられ、清々しい面持ちで唐沢山神社を参拝された「えりだびんち」さんの束の間の休日の風景でした。何かいいことが起こるといいですね。




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