桜のある風景⑩ 桜見本園
- tokyosalamander
- 3月28日
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更新日：4月23日
２０２５年３月２６日（水）、茨城県結城市にある公益財団法人日本花の会の「結城農場・桜見本園」を訪問しました。
「 日本花の会は、「花を楽しむ喜びをともにし、いくらかでも人々の心を和らげたい」という想いから１９６２年に設立され、桜の名所づくりや花のまちづくりを推進しています。
当結城農場（敷地面積約８ｈａ）では、圃場において全国に提供する桜苗木を生産すると共に、桜の名所づくりの参考となる桜見本園を公開しています。
桜見本園の品種園には国内外から収集した桜が植えられ、品種の特性調査を行いながら。桜の名所づくりに適した優良品種の選抜などを行っています。」
（上の写真の看板より引用）
ここは、平日の１０時～１５時であれば、無料で自由に見学することができます。この日も花見客が大勢訪れていました。
桜の開花時期（東京を基準とした場合）は、品種によって３月上旬から４月下旬まで様々です。そこで、この日（３月２６日）の時点で、開花している桜を見てきました。
①伊豆多賀赤
この品種が最も目立っていました。すでに散りかけていました。
②江戸彼岸（代表的な野生種です）
③瑞泉寺冬桜
④奥丁字桜（花弁が小さく地味な風情なので、あまり栽培されていないそうです）
⑤霧社桜（真っ白で見事な咲きっぷりでした）
⑥オカメ（日本風な名前ですが、実はイギリスで１９３０年頃に作出された園芸品種です）
⑦アメリカ（その名のとおり、アメリカで作られた品種です）
⑧お房桜（鮮やかなピンクの花です。ちょうど満開でした）
⑨平七桜（時代劇っぽい名前です）
⑩雅（カンヒザクラを親とする品種で、花弁の色が濃く、平らに開かないという特徴があります）
⑪帝の吉野（こちらも咲き始めです。名前からすると、満開ではさぞかし立派なのでしょう）
⑫浜岡早咲
⑬横浜緋桜（まだ若い感じの桜でした）
⑭陽春（ソメイヨシノはテングス病に弱いことから、風情のよく似た本種が急速に普及しつつあるそうです）
⑮ピンククラウド（海外の品種のようです）
⑯神山枝垂れ桜（枝垂れ桜にもいろいろな種類があります）
以上、この日開花していた桜だけでもこれだけありました。それでも、桜見本園全体の１割程度でした。
これが４月上旬になってくると、凄いことになってくるのではないかと思います。その頃、また見に行ってみたいですね。
（↑桜図鑑で桜を検索できます）
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