真岡市民交響楽団の定演
- tokyosalamander
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更新日:3 分前
2026年5月17日(日)、真岡市民交響楽団の第70回定期演奏会が、KOBELCO真岡いちごホール(真岡市文化会館)で開催されました。職場の同僚Aさんがメンバー(チェロ)として出演しました。


(終演後の写真撮影およびブログ紹介について、団長さんから許可をいただきました)
真岡市民交響楽団は、昭和57年に創設され、今年で44年になるそうです。現在では、毎年5月と12月に定期演奏会が行われており、今回は記念すべき第70回を迎えました。

真岡市民交響楽団のHPには、過去の演奏会記録(団のあゆみ)が掲載されています。
それを見ると、ベートヴェン、ブラームス、ドヴォルザーク、チャイコフスキーなど、定番の演目が多いのは確かですが、ボロディンの交響曲第2番(2004年、2025年)やカリンニコフ交響曲第1番(2005年)、シューマンの交響曲(1997年、2006年、2013年、2017年)などの意欲作も手掛けています。
今回のプログラムもメンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」は2000年に続いて2度目の登場ですが、ニールセンの序曲「ヘリオス」とチャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」は初登場です。素晴らしいプログラミングだと思いました。
真岡市民交響楽団は、昨年5月の定演で初めて聴きましたが、そのレベルの高さにびっくりした記憶があります。

まず、これだけの人数や楽器が揃っていて、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、木管などにそれぞれトレーナーが付いていることが凄いですね。日々、練習をしている成果が本番に現れているんだなあと思いました。
演奏についても、全体の楽器のバランスが良く、丁寧にきちんと演奏しており、とても好感を持ちました。

1曲目のニールセン:序曲「ヘリオス」は、初めて聴く曲でしたが、なるほどこういう曲なんだな、ということがよくわかりました。これってすごいことだと思います。事前に同僚のAさんから、「この曲は高い音が多くて、演奏するのが大変なんだよ」と聞いていましたが、そういうことを観客に意識させずに弾ききっていたのは見事だと思いました。
2曲目のチャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」は、おそらく、3曲の中では一番難しいのではないかと思ってました。約25分間の中に、様々なドラマが凝縮されていて、それを表現するのはプロでも難しいのではないかと思います。同僚のAさんが演奏していたチェロのパートは「ロミオとジュリエット」の中でも重要なモチーフがあり、聴かせどころも多かったですが、とても安心感がありました。ドラマを感じさせるメリハリの効いた演奏だったと思います。
3曲目のメンデルスゾーンの「宗教改革」は、聴いていて一番しっくりしていて、この楽団の持ち味が十二分に発揮されていたのではないかと思いました。楽器のバランスなどを含めて、とても素晴らしかったです。
3曲とも、ほとんどミスもなく、安定した実力を発揮していたことが凄いと思いました。
指揮者の新井義輝さんは、細かい指示がとても分かりやすいと思いました。この人についていけば大丈夫という団員からの絶大な信頼を一身に受けていることがびんびん伝わってきました。
アンコールには、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲が演奏されました。期せずして、前日(16日)の群響・コバケンのアンコール曲と一緒でした。弦楽器が中心の曲ですが、アンサンブルは最高でした。とても素晴らしいコンサートでした。
(余談ですが、帰りに「みかもリフレッシュセンター」の温浴施設に寄りましたが、その時のBGMでもカヴァレリア・ルスティカーナが流れてきたのにはびっくりしました。)


次回(12月)の演目はブラームスだそうです。個人的にはシューマンが好きなので、是非、演奏して欲しいと思いました。このオーケストラの響きにも合っていると思います。過去には、1番、3番、4番は演奏していますが、2番はまだないので、是非、シューマンの交響曲第2番をお願いいたします。
今回も、素晴らしい演奏を聴かせていただき、ありがとうございました。




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