美味しいもの見聞録⑫
- tokyosalamander
- 9月3日
- 読了時間: 4分
2025年9月3日(水)、今日は「琵琶湖周遊の旅」で出会った滋賀県の美味しいものを紹介します。ただし、今回は美味しいと感じるかどうかは、個人差があります。

主菜としてバーンと前面に出てくるような食材は少ないと感じました。しかし、じんわりと味が出てくる脇役としての魅力は確かにありました。
<赤こんにゃく>
おそらく滋賀県にしかないと思います。なにしろ、織田信長の派手好きが昂じて作られた赤こんにゃくですから。普通のこんにゃくを酸化鉄で赤く染めました。


赤こんにゃくは、近江八幡市ではなく、約20キロ北東にある長浜市の道の駅で購入しました。これだけの品そろえがありますので、地元ではさぞかし好んで食されるのかと思い、店員さんに聞いてみたところ、予想外の答えが返ってきました。
「地元では、食べませんね」
いやあ、そんなこと言わないでくださいよ。たとえ本当だとしても、長浜ではあまり食べない、ということにしておきます。

実際に食べて見ると、味がしみていて、とても美味しくいただきました。
<堅ボーロ>


元祖堅ボーロ本舗は、滋賀県長浜市にある明治27年創業のお店。堅ボーロとは、パン生地を二度焼きし生姜砂糖でコーティングしたお菓子で、硬いのが特徴。戦時中は保存食として重宝され、宮内庁御用達とのことです。

実際に食べてみました。堅いといっても、たかが知れてるだろうと思い、かじってみましたが、本当に堅くて歯が立ちませんでした。固焼き煎餅だったら、硬いといっても頑張れば、かじって割ることができますが、この堅ボーロは、まず無理です。ひたすら、口の中で唾液を吸ってやわやかくなるのを待つしかありません。徐々に柔らかくなりガリガリと噛んでいると、甘い生姜の味が残ります。
<うろり・もろこ>

「うろり」(左)は琵琶湖の固有種でゴリ、ビワヨシノボリとも呼ばれています。ちりめんじゃこに似ていますが、味や食感が違います。すごく柔らかく食べやすいです。
うろりの旬は夏で7月中旬から10月までですので、ちょうど旬でした。おいしい佃煮です。
「もろこ」(右)は、琵琶湖に棲む固有種ホンモロコのことですが、近年、漁獲高が減少し、なかなか手に入らない食材となってしまいました。こちらも、残すところなく食べられる琵琶湖の美味しい魚です。
<メンタームのど飴>


パインアメで有名なパイン株式会社が、リップクリームで有名な医薬品メーカー、近江兄弟社と共同開発し、今年3月に発売されました。両社とも工場が滋賀県にあることから、コラボが実現したそうです。関東では、店頭で見かけることはありません。すごく美味しかったので、大人買いしました。安心感すごい!みんなが知っている老舗企業がコラボ!「メンタームのど飴」新発売!近江兄弟社×パイン株式会社 のど・はなに広がるスーッと感が絶妙なのど飴 | パイン株式会社
<カール>

カールといえば、カレー味を思い浮かべる人も多いかと思いますが、2017年から生産中止になりました。現在は、「チーズあじ」と「うすあじ」の2種類のみが西日本で発売されています。このカールは、長浜市の道の駅で山積みされていたものを購入しました。まだ、もったいなくて食べていません。
<焼鯖そうめん>

焼鯖そうめんは、長浜市の「翼果楼」(よかろう)でいただきました。私の中では、間違いなく琵琶湖グルメのナンバーワンです。
あまりに美味しかったので、家に帰ってから、妻が「焼鯖そうめん」を再現してみました。

美味しかったです。しかし、伝統の味は鯖をタレに漬けておいたものを焼いたような感じでした。秘蔵のレシピがあるのでしょうね。
<クラブハリエのバウムクーヘン>

ここまで書いてきて、大事なものを忘れていたことに気付きました。クラブハリエのバウムクーヘンです。これぞ、滋賀県をしょって立つお菓子の王様です。

リツさんも大満足です。
以上、滋賀県で出会った美味しいものを紹介しました。皆さんも、滋賀県を旅した際には、こうした地元の名産品グルメを味わってみてはいかがでしょうか。あなたに合う味に、出会えるかもしれません




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