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​身近な風景

蛇にまつわる人々⑤

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 1月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:1月28日

2025年1月24日(金)。今回は、特に蛇好きではなく、むしろ「嫌悪感しかない」という方からの蛇にまつわる思い出(エピソード)を紹介します。

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今回の写真は、1月20日(月)に「えりだびんち」さんから、「蛇いるよ!」と届きました。佐野市の出流原弁天池の畔にある「磯山弁財天」にまつわる蛇たちです。


磯山弁財天の御本尊は、羽衣風の衣装をまとった8本の手を有する天女風の辨財天です。いわゆる弁天様のことで、七福神の一つでもあります。しかし、十二年に一度の御開帳の年でないと、ご本尊を拝むことはできません。また、白蛇は弁天様の御遣いで、長い蛇の夢を見ると幸先がよく縁起が良いと言われてきました。「磯山弁財天」では、弁天様とともに白蛇が人々を守っているとされています。栃木県佐野市/赤見温泉/磯山弁財天観光協会/磯山弁財天

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「暖かくいい天気なので、寄り道して出流原に行きました。運動のためぶらぶら歩いてたら、たまたまヘビがなんだかあちこちに祀ってあるなーと思いご報告した次第ですっ」

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そこで、えりだびんちさんに、蛇にまつわる思い出(エピソード)を聞いてみました。


「幼稚園時代、園庭にヘビがカエルを捕食している(カエルの足を咥えた)状況を見たことあるんです(園児が騒いでて人だかりができてた)。近所のおじさんがむんずと捕まえ袋に入れて撤去しましたが、幼稚園児だった私はトラウマというか、それから苦手になりました。カエルを助けて欲しい!って近所のおじさんにお願いした記憶がありますが(だからといってカエルも苦手だよ!)カエルがどうなったか分からないけど咥えられた足が真っ赤になってたのをみて悲しくなりました(emoji)」


「私は生き物全般苦手なんです。虫も犬や猫も金魚も。蛇に対しては、嫌悪感しかありません。」


えりだびんちさん、貴重な思い出(エピソード)ありがとうございます。

幼稚園時代に、これほど鮮明な記憶が残っているほど衝撃的な体験があったんですね。確かに、そんな体験をされたなら、蛇を嫌いになってもおかしくないと思います。

「なんとなく嫌い」というよりも、このような明確な根拠があるほうが、なるほど、そりゃそうだよね、と納得でき、逆に清々しい気分になりました。


「三つ子の魂、百まで」といわれる幼児期に、これほど鮮烈な「蛇にまつわる思い出」がある人は、そんなにはいないのではないでしょうか。私的には、羨ましい思い出ですが‥‥。えりだびんちさんの唯一無二の人生をかけた強烈な思い出に敬意を表し、本シリーズ「蛇にまつわる人々」の一員に加わってもらおうと思いました。


ただ、磯山弁財天の蛇は、生きた蛇ではなく、蛇の像?だったので平気だったのかもしれませんね。


1月24日(金)、私も自分の目で確かめたいと思い、磯山弁財天を訪ねました。

すると、こんな看板がたっていました。

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どうやら、昨日から改修工事に入ってしまったようです。20日にここを訪れた「えりだびんち」さんは、ギリギリセーフでしたね。

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また、今年は「磯山弁財天」のご本尊の御開帳の年となっています。十二年に一度というと、十二支の「巳年」に合わせて、御開帳をしているそうです。


「蛇のトラウマ」にとらわれた「えりだびんち」さんですが、改修工事に入る直前に、引き寄せられるように白蛇に遭遇したことを考えると、幼児期に出会った蛇を通して弁天様からご加護を受けているのかもしれませんよ。弁天様は五穀豊穣、家内安全、商売繁盛などの神様ですので、そう考えると、とても素晴らしいことに思えます。


えりだびんちさん、これからも蛇は嫌いなままで構いませんので、蛇にまつわる何かに遭遇したら、またお知らせください。



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