食い倒れ紀行 in 福井
- tokyosalamander
- 1 日前
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2026年2月22(日)・23日(祝)の2日間、福井県で美味しいものを満喫しました。

2月22日(日)。大宮駅から北陸新幹線で福井駅まで行きました。「恐竜王国ふくい」では、恐竜のモニュメントがお出迎えしてくれました。
福井からは、えちぜん鉄道で三国港駅に向かいました。えちぜん鉄道は、第3セクターとして、旧京福電鉄から引き継ぎ、平成15年に開通しました。 地域共生型サービス企業をめざしているそうです。

1両編成の電車です。(福井駅にて)

車内には、アテンダント(乗務員)さんがいて、停車するたびにマイクを手にアナウンスをしていました。
それだけでなく、小さな子供が泣いていると、子供の目線までしゃがみこんで「どうしたのかな?」と話しかけ、持っていた電車カードを見せていました。駅で顔なじみの方から手を振られたり、話しかけたりもしていました。それがあまりにも自然だったので、素敵な関係だなと思いました。

この電車には、終点の三国港からバスで「東尋坊」に行く観光客が多いので、バスの乗り継ぎの時間を調べて教えてくれたりもしてます。私の所にも来てくれて、バス停の場所なども丁寧に教えてくれました。
「車掌さんがいる電車って珍しいですね」と話しかけると、「ここはそれだけ田舎なんですよ」という答えが返ってきました。
えちぜん鉄道は、地元の通勤通学を始め、お年寄りや子供、観光客なども利用されるので、そうした方々のために、社長さんの考えでアテンダントをつけているんです、と説明してくれました。このようなアテンダントは、会社全部で10人以上いるそうです。
最初は、時代の流れに逆行しているような印象を持ちましたが、お話を聞いているうちに、えちぜん鉄道が目指している「地域共生型サービス企業」ってこういうことなのかと納得しました。とてもありがたかったです。
終点の三国港駅からバスで10分程で「東尋坊」に到着しました。

東尋坊まちづくり(株)のパンフレットより
ところで、「東尋坊」と聞くと、何を連想しますか?
「はい!日本三大柱状節理の一つです。」と答えたあなた、さすがです。
ちなみに、柱状節理とは、火山岩(主に玄武岩)が冷えて固まるときに収縮し、六角形などの柱状に割れた地形のことです。
「はい! 自殺の名所です」と答えたあなた、「火曜サスペンス」の見すぎかもしれません。しかし、チャッピー(ChatGPT)によると、過去の統計では、年間に15〜25人前後の人が東尋坊で飛び降り自殺をしていたという記述が複数見られるそうです。

おっと。東尋坊の断崖絶壁では、犯人が刑事さんに追い詰められているようです。「これ以上近づくと、飛び降りるわよ」と言っているのでしょうか。

これは、駅に貼ってあった東尋坊のポスターのワンシーンでした。
近年は、元警察官などによる自殺防止のボランティア活動で、多くの自殺企図者が命を救われているそうです。かつては、岩場の周囲には自殺防止専用の電話もあったようです。

商店街の一角には、関連する新聞記事が紹介されていました。
とはいえ、まずは腹ごしらえです。海鮮関係のお店が並んでいました。今回は、宮内庁御用達「やまに水産本店」に入りました。

ここは越前ガニが最も有名ですが、甘エビも有名です。私は、甘エビウニ丼を注文しました。普段食べている甘エビに比べると、大振りで味が濃厚な感じがしました。

お店の一番の売れ筋は、もちろん「越前ガニ」です。福井県産のオスのズワイガニのみが越前ガニと呼ばれています。日本で最も歴史のあるカニブランドで、黄色いタグが福井県産ブランドの証です。

生きている「越前ガニ」はさらに高価です。

越前ガニは、今夜の夕食の楽しみにとっておくことにしました。
ところで、東尋坊商店街では、巷で大流行のシールも売ってました。「福井限定のぷっくりシール」ということで、サンリオと福井県がコラボしています(日本製)。いわゆるボンドロとは似ても似つきませんが、結構バカ売れしてました。(ちなみに2セット購入しました。それにしても安すぎやしませんか)

東尋坊は、商店街やカフェなどが並んでおり、ちょうど、江の島の雰囲気に似ていました。

スターバックスを連想させる「IWABA CAFE」に入りました。
お店の窓から東尋坊を見渡すことができます。




東尋坊での観光、ランチ、カフェではリゾート気分を味わうことができました。
2時間ほどで東尋坊を後にし、バスで三国駅まで戻りました。

三国の街中をぶらぶら散策していると、酒まんじゅうの暖簾が見えてきました。三国の酒饅頭は、地元の名物として多くの人に愛されており、特に「にしさか」や「元祖小山屋」などの店舗が人気です。道路を挟んだ向かい側には、「元祖小山屋」がありました。ここは、「酒まんじゅう」激戦区のようです。

試しに、「にしさか」の酒まんじゅうを購入しました。長の刻印が目印です。

酒まんじゅうからは、甘酒のような香りが漂ってきました。

しっとりした餡と皮とのバランスが最高です。
街角には、網で囲まれた四角いスペースの中に何かがぶら下がっていました。

自家用の魚の干物を作っていました。港町ならではの風景ですね。

ここからは、タクシーで国民宿舎「鷹栖荘(たかすそう)」に向かいました。鷹巣荘では鷹栖温泉(露天風呂あり)と冬のシーズン(主に11月〜3月頃)に 「タグ付き越前ガニ」ブランドの蟹料理がでてくることで知られています。
海岸沿いにある鷹栖荘から海岸に降りると、夕日の絶景ポイントを発見しました。17時30分を回っていましたが、岸壁の上では、釣り人たちが釣りを楽しんでいました。



夕陽は水平線の上にたなびく雲の中に消えてしまいました。
諦めて帰る支度をしていたその時、再び、雲の下から夕陽が顔を出しました。

これまでとは違った真っ赤な夕陽です。

この日の日の入り時刻である17時44分頃に、夕陽は完全に水平線の下に沈みました。
これだけでも、ここに来たかいがあった「真っ赤な夕陽」でした。おそらく、露天風呂からも夕陽が見えていたのではないでしょうか。
18時から、鷹栖荘名物の「越前蟹フルコース」を堪能しました。これぞ、「食い倒れ紀行 in 福井」の真骨頂です。



「福井の地酒」の利き酒6種もコンプリートしました。さすがにレベルの高い日本酒たちでした。
こうして一日目は、大満足のうちに終わりました。
二日目は、基本的に福井駅までバスでもどり、北陸新幹線で帰るのみです。
この日の食い倒れは、駅ビル(くるふ福井駅)での昼食でした。
福井県の名物には、他に「越前おろしそば」と「ソースカツ丼」などがあります。これらを食べずには帰れないと密かに思っていましたが、さすがに両方は無理。そんな時、このメニューを発見しました。

なんと人気メニューを合体させた人気No.1のセットがあったのでした。


こうして、福井県の名物の中で、(個人的に)重要な拠点を押さえることに成功しました。
北陸新幹線のホームから恐竜王国ふくいの看板の上に恐竜の姿が見えました。チャッピーによると、福井県勝山市の北谷層から発見された、福井を代表する肉食恐竜フクイラプトルのようです。

福井を代表する肉食恐竜フクイラプトルに、福井名物の越前ガニをくわえさせた見事なアレンジです。(実際にはフクイラプトルは越前ガニを食べることはなかったと思います。なにせ、越前ガニが棲んでいる場所は海の底ですから。)

今回の「食い倒れ紀行 in 福井」を象徴するようなモニュメントに、最後のお見送りをしてもらいました。おかげで最高の旅となりました。




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