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​身近な風景

馬にまつわる物語⑭

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 3 時間前
  • 読了時間: 3分

2026年7月27日(月)、神奈川県平塚市に鎮座する「平塚八幡宮」を参拝しました。そこには、3頭の神馬(しんめ)が飼育されていました。現在では実際に神馬を飼育している神社は全国でも多くありません。その中で、平塚八幡宮には3頭の神馬が暮らしています。

今年の4月14日に、皐月(さつき、7歳の牝馬)、東風(こち、4歳の牡馬)の子供、八重(やえ、3ヶ月の牝馬)が誕生しました。写真は「皐月」です。


5月頃、本ブログの常連である「かわまたさん」が「午年の慶事、神馬「八重」が誕生!」というネットニュースの記事を紹介してくれました。それ以来、是非見に行こうと思っていましたが、本日やっと、その願いが叶いました。


小山駅から8:03発の熱海行きの宇都宮線に乗ると、乗り換えなしで10時33分に平塚駅に到着しました。あまりのアクセスの良さにびっくりしました。

平塚駅から平塚八幡宮まではわずか数百メートル、徒歩10分もかかりませんでした。


平塚八幡宮は、相模国(現在の神奈川県の大部分)を代表する由緒ある八幡宮の一つで、「平塚の八幡さま」として古くから親しまれています。

大きな朱色の一の鳥居が目を引きます。緑豊かで、落ち着いた雰囲気です。


参道を歩いていくと、趣のある二の鳥居がありました。その先には、茅の輪が見えます。

池や木々に囲まれた境内や落ち着いた拝殿が見どころです。

社伝によれば、創建は仁徳天皇68年(西暦380年)と伝えられています。当時、この地方を大地震が襲い、人々が苦しんでいることを知った仁徳天皇が、国土安穏を願って応神天皇を祀らせたのが始まりとされています。大変古い歴史を持つ神社です。


本殿を後ろから参拝する「うらまいり」です。

落ち着いていて趣のある神社です。とても気に入りました。



そんな中、お目当ての神馬は、二の鳥居の手前にある馬舎で見ることができました。

神馬のお勤めの時間は決まっています。

10時から12時は「皐月

13時30分から15時30分は「東風


この時間、お勤めをしていたのは、「皐月」でした。


東風」は近くで休んでいました。


「お気持ちを納める」と、お勤め中の「皐月」に人参を食べさせることができます。棒の先に着いた人参を近づけると、喰いついてきました。

食べ終わると、そっぽを向かれてしまいました。


気を取り直して、もう一度、お気持ちを納めました。

またもや、素晴らしいリアクションを見せてくれました。「皐月」はかなりの人参好きなようです。癒されました。見事なお勤めでした。


さて、肝心の「八重」(3か月)ですが、まだ小さくて人に慣れていないので、10時~10時20分の20分間しかお目見えしないそうです。

御朱印をいただくと、「八重」の写真も付いてきました。


「神馬とは、神様がお乗りになる馬として、奉納された馬のこと。生きた神馬を飼育する神社は全国でも珍しく、神馬はさまざまな祭事で活躍しています。」(以下のリーフレットより)


神馬を飼育することは、とても大変なことだと思いました。今日も馬舎では、3人の氏子さんたちが、参拝客に説明をしたり、神馬の面倒を見てくれていました。神馬のエサも多くの方の寄付などで成りたっていました。また、馬舎そのものも、氏子の大工さんなどが作ってくれたそうです。


神様に仕える神馬たちの穏やかな姿と、それを大切に見守る人々。平塚八幡宮は、歴史だけでなく、人と馬との温かなつながりも感じられる素敵な神社でした。

「馬にまつわる物語」。今回は、神馬だけでなく、その神馬を大切に守り育てる人々の思いにも触れることができました。

 
 
 

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