トイストーリー5「タブレットと生成AI」
- tokyosalamander
- 4 時間前
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2026年7月4日(土)、前日から劇場公開された「トイ・ストーリー」シリーズ最新作「トイ・ストーリー5」を109シネマズ佐野で鑑賞しました。

サブタイトルは「時が流れても、変わらないもの-その答えがここに。」
<あらすじ>
「少女・ボニーの成長を見守るカウガール人形・ジェシー。だが、タブレット〈リリーパッド〉の登場で日常は一変する。 “遊びの時間”が奪われ、ボニーの笑顔が失われていくことに危機を感じたジェシーは、ウッディとバズと共に、彼女の心を取り戻そうと立ち上がる。時が流れても、おもちゃにできること──冒険の果てにたどり着く答えとは?」
ところで、昨日(7月4日)たまたま「109シネマズ佐野」のHPを見ていたら、衝撃の事実を発見してしまいました。
かつて「109シネマズ佐野」の一般の通常料金は1900円、シニア(60歳以上)は1300円でしたが、2024年12月にシニアの規定が60歳から65歳へ引き上げられました。これはショックでした。65歳に引き上げた公式の理由は、
社会保障制度の見直し
60歳以上の就業率の上昇
高年齢者雇用安定法の改正
つまり、「60歳はまだ現役で働いている人が多くなった」という社会状況を反映した改定だったわけです。その理由には納得しましたが、それを機に、映画館に行くモチベーションは明らかに下がりました。
ところが、2026年6月27日、「より多くの映画ファンが利用できるように、シニア割引の対象年齢を65歳以上から60歳以上へ変更する」と料金改定がなされました。さらに、シネマポイント会員料金(一般1800円、シニア1100円)が新設されました。つまり、109シネマズ佐野では、私は1100円でいつでも映画を観ることができるようになったのです。
なぜそうなったのかはわかりません。しかし、映画館に行ってみることにしました。新料金での最初の映画鑑賞に選んだ一作が「トイ・ストーリー5」だったのです。

私がこの映画を見てみたいと思ったきっかけは、実は「高校生の課題研究」について考えていたことがあったからです。
想像力豊かで内気な少女・ボニーが、タブレット〈リリーパッド〉の登場で “遊びの時間”が奪われ、笑顔が失われていったのはなぜか。それは、今の日本の高校生たちにも当てはまることなのか。
確かに、ボニーが体験した「タブレットに依存しすぎること」を現代の高校生の「SNSなどへの依存」に置き換えることはできるのかもしれません。
それでは、「生成AIだったらどうなのか」というのが気になりました。「高校生の課題研究」に生成AIを導入することが、生成AIへの依存に繋がらないか、という不安もありました。

トイ・ストーリー5では、予想に反して「おもちゃVSタブレット」という構図にはなりませんでした。
タブレットは「新しいおもちゃ」ではありましたが、やはり「おもちゃ」であり、その目的(子どもたちの成長を願う)は同じでした。それがわかった瞬間から、物語は急展開します。(これ以上はネタバレになるので、やめましょう)
生成AIを教育に取り入れることと、子どもがタブレットに依存しすぎることは、一見似ているようで本質的には別の問題だと思いました。
「トイ・ストーリー5」は、おそらくその違いを考えるきっかけを与えてくれる作品です。
・タブレット(SNS)は受け身の消費になりやすい。
・一方で生成AIは、問いを立て、考えを整理し、対話する道具として使うこともできる。
この違いは、高校生の課題研究では非常に重要だと思います。さらに、
・生成AIが高校生の代わりに考えてしまう使い方は、危険。
・生成AIを使って、自分の問いをより深く掘り下げる使い方は、探究を豊かにする。
この違いを生徒が理解できれば、生成AIは「答えを出す機械」ではなく、「考えるパートナー」になってくれる可能性があります。

(↑映画館でもらったシール)
「トイ・ストーリー5」が出した幸せな結末は、すべての子どもたちに当てはまるわけではありません。むしろ、
「子どもはなぜ画面に引き寄せられるのか」
「大人はどのようにテクノロジーと向き合えばよいのか」
という問いを投げかけられているように感じました。
このことは、これからも私の中のテーマであり続けると思います。
それはさておき、映画館で見る映画はいいですね。
次に何を観るか考えるのが楽しいです。




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