2024年9月7日(土)、高崎芸術劇場で群馬交響楽団によるGTシンフォニック・コンサートvol.3「BROADWAY SHOW」を聴いてきました。指揮/原田慶太楼、ソプラノ/メーガン・ピチョルノ、バリトン/大西宇宙という最高の顔ぶれに、会場は大いに熱狂しました。
今回のプログラムは、バリトンの大西宇宙(おおにし たかおき)さんが、旧知のソプラノのメーガン・ピチュルノさんと、日本で何かできないかな、と相談した時、そうだ、慶太楼に頼もう、と電話したのがきっかけだったそうです。その電話を受けた指揮者の原田慶太楼さんは、すぐに、群馬交響楽団の知人に電話し、コンサートが決まった、というトークに会場は盛り上がりました。原田さんと群響との厚い信頼関係を感じました。
「ミュージカル名作品からディズニー・クラシックまで」という多彩なプログラムが用意されていました。
(当日、配られたパンフレットより)
ソプラノのメーガン・ピチェルノさんは、世界の一流オペラ・ハウスとコンサートホールのみならず、ブロードウェイやミュージカル劇場で活躍されている超一流です。大西宇宙さんは、オペラの世界で活躍されていますが、今回のディズニーやミュージカルへの挑戦は実に堂々としたはまり役、という雰囲気を醸し出していました。指揮者の原田さんと群響はノリノリの伴奏でした。満席の客席と一体となった手拍子など、充実した一時に酔いしれました。
最後は、ソプラノとバリトン、そして群響の大熱演による「ニューヨーク・ニューヨーク」で締めくくりました。
なお、バリトンの大西さんは、群響の9月定期公演の曲目である「カルミナ・ブラーナ」のソリストとして、再び、このステージに立つそうです。そちらも楽しみです。
ホールの入り口では、高崎芸術劇場の開館5周年を記念する絵葉書が配られていました。裏側には、抽選番号が印刷されており、特別な体験やグッズが抽選でプレゼントされるそうです。そちらの発表も楽しみにしています。
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