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​身近な風景

美味しいもの見聞録③

  • 執筆者の写真: tokyosalamander
    tokyosalamander
  • 2025年6月18日
  • 読了時間: 4分

更新日:2025年6月29日

2025年6月17日(火)朝7時50分、とうとう「みつばちふぁーむ」を発見しました。足利産のサクラ、ナノハナ、フジ、ニセアカシア、トチノキ、シイノキなどを蜜源とする蜂蜜を作っている山崎守男さんに偶然遭遇しました。


この日、早起きして朝のウォーキングコースを少し遠回りして歩いていたら、偶然「はちみつ」の文字が目に入ってきました。1年以上前、渡良瀬川沿いのニセアカシアが満開になった頃、毎日、ネコにエサやりに来ているおばさんから、この辺りに蜂蜜を作っているお店があると聞いていました。


地図やネットで探してみましたが見つかりませんでした。もう辞めてしまったのかなと半ばあきらめかけていましたが、「早起きは三文の得」でした。


翌18日の昼休み、満を持して店の扉を開きました。そこにいらっしゃったのが、山崎守男(やまざき もりお)さんでした。

みつばちふぁーむ」(足利市大前町)で販売している蜂蜜は、「春の蜜」「アカシア」「初夏の蜜」の3種類です。蜜の種類によって、色が全然違うことに驚きました。一番人気は「アカシア」だそうです。


春の蜜」は、ナノハナ、サクラ、フジなどが蜜源です。

アカシア」は、ニセアカシアにトチノキも混じっているそうです。

初夏の蜜」は、シイ、クリ、エゴノキなどが蜜源です。


山崎さんのセイヨウミツバチの巣箱は、山前公園に設置されているそうです。そこからミツバチが飛び立ち、蜜を集めてきます。

山崎さんによると、巣箱から渡良瀬川河川敷のニセアカシアまでは2Kmくらいの距離なので、十分ミツバチの行動圏内だそうです。また、旧足利西高や大前浄水場の敷地にはトチノキやシイがたくさん生えており、ここからも蜜を集めてくるそうです。

渡良瀬川河川敷のニセアカシアニセアカシアの花


つまり、「みつばちふぁーむ」の蜂蜜は、足利大学の周囲の花からも集められていることがわかりました。

山崎さんは、以前は織物の仕事をされていましたが、10年ほど前から養蜂を始められたそうです。きっかけは、仕事でお世話になった人たちに何かプレゼントしたいという気持ちから、自分で蜂蜜を作ってプレゼントしようと思い立ったそうです。


最初の年は、巣箱1箱から始めましたが全滅。2年目は幼虫に寄生するミツバチヘギイタダニにやられてしまったそうです。養蜂の師匠から教えてもらいながら、3,4年目になって、やっと巣箱が2箱に増えたそうです。その後も、ミツバチを餓死させてしまったり、スズメバチに一箱まるごとやられてしまったりしたこともあったそうです。


一通り失敗しないとダメ、経験して懲りないとダメ。」これは山崎さんのBeatiful Word です。


最後に、蜜がぎっしり詰まった巣から蜂蜜を絞り出す「遠心分離機」を見せていただきました。

今年の採蜜は終わっていたので、しまってあったのをほどいて見せてくれました。

四角い枠の中に蜜の詰まった巣を入れて回転させると、遠心力で蜂蜜が周囲に押し出され、下に溜まっていきます。

遠心分離機の底に付けられた蛇口から蜂蜜を取り出すことができます。


こうして作られた蜂蜜は、ご自宅以外では、JA足利農産物直売所「あんあん」などでも販売されているそうです。季節ごとに地元で咲く花のブレンドと採りたてで加熱していないことから、山崎さんの蜂蜜はおいしいと評判です。秋口には売り切れてしまうこともあるそうです。自宅前に出ている「はちみつ」ののぼりは、まだ蜂蜜がある、という合図なんだそうです。


私も足利産の「アカシア」と「初夏の蜜」を購入しました。

朝、パンに付けて味を比べてみました。

上が「初夏の蜜」、下が「アカシア」です。やはり色が違いますね。味は「アカシア」は上品な落ち着いた味でバランスがとれている感じ、「初夏の蜜」は味が濃く、ガツンと来る感じでした。想像以上に味の違いがあることが分かりました。どちらも通常の蜂蜜よりも香りが強いのが印象的でした。地元の方々に大人気なのがわかりました。間違いなく「美味しいもの」でした。


今回の「美味しいもの見聞録」は、足利産の「蜂蜜」でした。

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